11.03.22 03:39 AM By 店主
温かくなってまいりました
今日はあの地震より11年
犠牲となられた方々の冥福をお祈り申し上げます
本日のお茶は深蒸し煎茶と大福。
大福はあるのに中福や小福がないのは何故でしょう?
大福は江戸時代に江戸の下町生まれた和菓子です。
当時はあんこを餅で包んだもので、今で言うあんこ餅だったようです。
時間が経つと固くなるため囲炉裏や火鉢で焼いて食べたそうで、
当時は腹がふくれる、大腹餅と呼ばれていましたが、いつしか大福と呼び改められ
固くなる餅から時間が経っても柔らかい求肥へと変化していったそうです。
大腹を大福と変えるのは縁起や字面から験を担ぐ江戸の商人らしい面白い発想ですね
ごちそうさまでした。